2008.5.15

2008年5月15日 第14回「エコレールマーク運営・審査委員会」

5月15日に第14回エコレールマーク運営・審査委員会を開催し、以下の通り、「エコレールマーク」申請における認定基準等の追加について決定されました。

(1)エコレールマーク取組企業認定基準の追加
○新たに「当該企業(一般消費者向け商品の製造部門も含む)について、数量で年間1万5千トン以上または、数量×距離で年間1,500万トンキロ以上の輸送(500km以上の陸上貨物輸送、または全陸上貨物輸送を対象とする。)に鉄道を利用していること。」を認定基準として追加いたしました。

(2)鉄道貨物の利用割合算出根拠の申請数値の対象拡大
○実際に輸送契約を締結している等、新たに鉄道輸送を開始することが明らかな場合には、その証明資料を根拠として実績とみなします。なお、この見込数値で認定された場合には、エコレールマーク使用契約期間を、エコレールマーク使用開始の日から2年間とし、最初の1年の実績値により再審査を行うこととします(実績値が基準に満たなければ使用終了)。

解説
(1)エコレールマーク取組企業の認定基準の追加
 これまでは、エコレールマーク取組企業の認定基準については、陸上貨物輸送の内、数量または数量×距離ベースで15%以上の鉄道利用率を基準としておりました。
 今回、輸送量の基準を設定することにより、環境貢献の観点から鉄道貨物輸送の利用に積極的に取り組み、相当量の貨物を鉄道によって輸送しているにもかかわらず、陸上貨物輸送全体の輸送量が多いため、上記利用率基準(15%以上)に至らない企業に対し、新たにエコレールマーク活動へ参画する条件を整えたものです。
(2)鉄道貨物の利用割合算出根拠の申請数値の対象拡大
 これまでは、直近の鉄道輸送実績のみを根拠としていたため、例えば企業が新たな商品を生産・販売する場合にはエコレールマークを申請できず、新商品のパッケージにマークを入れられない、一度パッケージデザインが決まってしまうと その後に認定を受けても新たにマークを入れることは難しい、といったご意見を頂いておりました。
 今回の措置により、このような問題が解消し、より活用しやすい制度となります。 なお、この基準により、認定の申請を行う企業に対しては、輸送当事者間の契約書、当事者間による別途証明書等新たに鉄道輸送を開始することを証明する資料を提出していただきます。これに基づき、輸送条件、見込数値をエコレールマーク運営・審査委員会において、厳正に審査することとします。