理事長のあいさつ

理事長 永田 浩一
鉄道貨物協会
理事長 永田 浩一
 会員の皆様並びに関係の皆様におかれましては、平素より当協会の事業活動に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 鉄道貨物協会は、1950年(昭和25年)に発足以来、貨物鉄道輸送の特性や優位性を広く社会へ伝えるとともに、「国民生活に不可欠な物資の安定供給」ならびに「地球環境保全」の二つの公益に資することを使命とし、調査・研究および普及・啓発活動を行ってまいりました。そして、2011年(平成23年)には、内閣府から公益社団法人の認定を受けております。
 近年、日本では生産年齢人口の減少にともない、物流業界における担い手不足が深刻な課題となっています。とりわけ「2024年問題」が浮き彫りとなるなか、物流の生産性向上と効率化への期待がますます高まってきております。加えて、2030年度までに温室効果ガスを2013年度比で46%削減するという政府目標ならびに2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、物流分野でのCO₂排出削減は極めて重要な課題です。
 貨物鉄道輸送は、CO₂排出量が営業用トラックに比べて約1/11(2023年度実績)という優れた環境性能を誇り、大量輸送機関として労働生産性にも優れています。他の輸送モードとの連携を図りながら、モーダルシフトの中核的担い手として、その役割は一層大きくなっています。
 また、当協会では、国土交通省が制定する環境ラベル「エコレールマーク」の認定・普及活動を通じて、国民の皆さまに「環境にやさしい貨物鉄道輸送」への理解を深めていただけるよう努めております。2025年度(令和7年度)からは、「エコレールマーク」表彰制度を新たに創設し、優れた取り組みを実践する企業を顕彰することで、さらに普及促進を図ってまいります。
 私たちの取り組みは、日本の物流、そして持続可能な地球環境の未来にとって欠かすことのできないものと確信しております。今後とも、皆様方の一層のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

公益社団法人鉄道貨物協会
理事長 永田 浩一