認定の対象と基準

■認定の対象

 「商品」での認定と、「取組企業」での認定の2つがあります。
 いずれも、鉄道貨物輸送の定期的利用に取り組んでおり、かつ、原則として、一般消費者向けの商品の製造を行っている企業が対象になります。ただし、エコレールマークの目的を理解し、エコレールマークの積極的な表示を通じて、消費者への理解を促すための使用が予定されている場合など、制度の趣旨に照らし、運営・審査委員会が適当と判断する場合はこの限りではありません。
 また、エコレールマークを多くの一般消費者に普及させるために、エコレールマーク商品又は取組企業の輸送に関わっている企業については、別に定めるエコレールマーク協賛企業使用規程に従い、「エコレールマーク協賛企業」として、エコレールマークの使用を認めることとします。

  • 商品
  • 取組企業
  • 協賛企業
  1. ■認定基準

    1)当該商品(企業全体での製造分)について、数量、または数量×距離の比率で30%以上の輸送(500km以上の陸上貨物輸送(鉄道+トラック))に鉄道を利用していること。
    2)当該商品(同一工場での製造分)について、同上の条件。

  2. ■認定基準

    1)当該企業(企業全体)について、数量、または数量×距離の比率で15%以上の輸送(500km以上の陸上貨物輸送[鉄道+トラック])に鉄道を利用していること。
    2)当該企業(一般消費者向け商品の製造部門に限定)について、同上の条件。
    3)当該企業(一般消費者向け商品の製造部門も含む)について、数量で年間1万5千トン以上または、数量×距離で年間1,500万トンキロ以上の輸送(500km以上の陸上貨物輸送、または全陸上貨物輸送を対象とする。)に鉄道を利用していること。
     なお、いずれも「数量」とは、数、重量、または容積の重量換算のいずれかとします。 また、500km未満も含めた全陸上貨物輸送(鉄道+トラック)において、上記の基準を満たしている場合も対象とします。

  3. ■認定基準

     エコレールマークの認定を受けた商品又はエコレールマーク取組企業の認定を受けた企業の商品の輸送・流通に関わっており、かつ、次の掲げる事項のいずれかに該当する事業者とします。
     ・貨物鉄道事業者
     ・貨物利用運送事業者(鉄道を利用する者に限る)
     ・鉄道輸送用コンテナを保有している事業者
     ・流通事業者
     ただし、鉄道貨物輸送に関わる事業者であって、エコレールマークの目的を理解し、エコレールマークの積極的な表示を通じて、消費者への理解を促すための使用が予定されている場合など、制度の趣旨に照らし、運営・審査委員会が適当と判断する場合はこの限りではありません。